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| マネジメント力の向上がもたらすもの |
マネジメント力が問われる時代 現在の経営環境の厳しさは今さら申し上げるまでもないでしょう。また、現在のように世界経済が相互に密接に関連してきますと、想像もしていないようなことが原因となって、自社に大きな影響を与えることがあります。これまでは国内の景気や業界の動向、アメリカ市場の動向等、注意しておくべき範囲は限られていました。しかしこれからは、どこか遠くの国で起こった事が連鎖的に影響を及ぼし、自社を取り巻く環境に大きな変化を起こすことが当たり前になってきます。さらに、国内では収入の二極化、高齢化、年金への不信感等があいまって消費の低迷が起こっており、短期だけではなく、中長期的に見ても厳しい状況が続くことが懸念されます。一方では、環境問題をはじめ、過去には無かった変化が次々と起こってきています。それらの変化は、私たちの事業にも変化を求めています。そのため、私たちも自らを次々と変化させていかなければなりません。「今まではこれでやってきたんだ」「他の企業も皆、以前と同じ状態のままやっているではないか」等と言っていては、淘汰の波に飲み込まれてしまいます。 現在の経営環境がどんなに厳しいものであっても、私達は事業を継続していかなければなりません。また、どんなに激しく、早い変化が起こってきても、飲み込まれるのではなく、「変化」を「チャンス」と捉え、成功への道を歩んでいく必要があるのです。 実際、現在のような環境の中でも成功している企業があります。過去最高益を継続している企業もあるのです。そのような企業を見て、「業種が違うから…」「規模が違うから…」等と、自分を慰めている企業は生き残っていくことさえも難しくなるでしょう。成功していく企業とは、他の成功している企業から「何か」を学び取り、自分達にはどう活かせるかを考え、自らが変化していく企業です。では、具体的にどのようにすれば良いのでしょうか。それは誰も教えてくれません。自らの責任のもとに、自らが考え、決定し、行動するしかないのです。それがマネジメントです。 したがって、これからはマネジメント力が問われる時代だと言えます。重要なのは業種でも規模でもなくマネジメント力であり、それがあるかどうかによって、企業が成功していけるかどうかが決まるのです。
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組織にとって マネジメント力の向上がもたらすもの |
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マネジメント力が問われる時代 |
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| マネジメント力を高めるための課題 | |||
| マネジメントを学ぶための方法 | |||
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